実際どうなの?壁面緑化の活用法を見てみよう


そもそも壁面緑化とは何なのか?

壁面緑化とは、その名の通り壁を植物で覆うことを指します。外壁や窓の外側に用いることもあれば、室内のインテリアとして植物を壁の凹みに埋め込んだり、天井に近い部分から植物を垂らす方法もあります。壁面緑化することで得られるメリットは沢山あり、環境保護の面では二酸化炭素を吸い酸素を吐き出してくれる植物を多用することによって二酸化炭素の削減が期待できたり、ヒートアイランド対策にもなります。

また人々の視覚へ与える影響も大きく、視野に占める草木などの緑の割合が増加することで自然との関わりを感じられ、人に安らぎや心地よさを与えることができます。そういったことからその建物へ対してのイメージアップ効果も得られ、その場所がお店など集客力を必要とする建物であった場合、集客力アップやイメージアップなど良い効果が期待できるのです。

壁面緑化と屋上緑化、その違いは?

壁面緑化とともに屋上緑化というものも存在します。屋上緑化はその名の通り屋上を緑化することで、こちらも壁面緑化と同様に二酸化炭素排出の削減やヒートアイランド効果の抑制といった面があります。ただ、壁面の様に人の目につきにくい場所に緑を設置することになるので、視覚から人へ与える効果は少ないと言えます。

壁面緑化のデメリット

壁面緑化のデメリットは、一言で言ってしまえば水やりなどの手間がかかることです。きちんと世話をしているつもりでも枯れてしまったりすることもあると思います。それなりに費用もかかってくるかもしれません。どんなことにもメリットとデメリットは存在しますが、先述の様にメリットも沢山あるので、これからもっと普及していくかもしれませんね。

壁面緑化とは、建物の壁を植物で覆うことを指します。インテリアの観点からはおしゃれに見える上、地球温暖化対策にも有効な手段だとされています。